一条工務店に決めた理由②総額が分かりやすい

 

 

 これは既に①で書いてしまいましたが、個人的にはこれが一番の決め手となりました。

 総額表示ってかなり重要だと思いませんか?
 せっかく夢と希望に胸を膨らませて見積もりを取ってみたら、予算を大幅にオーバーしてしまい、やりたいことを諦めなければならない。
 家づくりってできれば妥協したくありませんよね?
 ということで、僕たちは仮契約の前に最上級グレードにすると、ぶっちゃけ坪単価いくらなの?ってズバっと聞きました。
 そしたら営業はちゃんと答えてくれました。

 全部のハウスメーカーで見積もりを取ったわけではないので、これが高いか安いかは僕達には分かりませんでした。
 ただ、某大手ハウスメーカーでの見積もりは、坪160万程になったので、それに比べたら全然安い方だと思いました。
 ちなみに、僕たちが仮審査をした際に出た借入可能額は

 これは一馬力ではなく、ペアローン前提の額です。
 そして、僕たちは九州のとある県に住んでいるのですが、ある程度の相場的に土地代で1800万も出せばそこそこ大きく、立地の良い土地を買うことが想像できていましたので、

 という簡易的な式から、

 この場合、皆さんならどうされますか?

・ギリギリまで建物を大きくして豪邸を作る。
・最低限の家にして返済を楽にする。
・土地代にもっとかけて一等地を買う。
・もっと高いハウスメーカーに変更する。

 など、色々な考え方があるかもしれません。
 そんな中で、僕はこう考えました。

 と。

 そして、妻に(当時は交際3か月の彼女)、
「嫌なら拒否してもいいし、それで別れるとか全然ないんだけど、うちの親と同居する二世帯住宅とかどう?当然、リビングとか水回りは全部別に分けて生活する完全分離型で」
 と、聞いてみました。
 まぁ、当然付き合ったばかりの相手に対してこんなこと聞かれたら、結婚を考えなおしたり、ドン引きされたりすると思います。
 ただ、僕自身は彼女を試そうとかいう考えはなくて、こういうのは結婚前に話し合っておいた方が後で揉めないから良いと思ったのです。
 すると、彼女は

「私は全然いいよ。全部一緒にして生活するなら悩むけどね 笑」

 と、答えました。
 質問した僕の方がびっくりするような回答でしたが、一目惚れした僕の目に狂いはなかったと実感しました。
 そんなことから、両親を一条工務店のモデルハウスに呼びつけて、一条工務店の良さを説明して、家を建てるとしたら二世帯住宅にするということを話しました。
 すると、両親からこんなことを聞かれました

「えっ、もう結婚するの?」

 と。

 まぁ、そうですよね。

 当然、僕自身は彼女と出会った瞬間から絶対にこの人と結婚するって思っていましたし、僕たちは婚活で出会ったので、

 という条件のすり合わせを先に行いながら交際していきました。

 建物の総額がだいたい分かると、土地にどれだけかけられるかが変わってきます。個人的には土地は借金ではなく貯金だと思っています。
 なので、立地が良く、今後地価が横ばいか上がる見込みがあるのであれば、多少無理をしてでも買って良いと思っています。
 当然、高い土地を買うと月々の返済が苦しくはなります。しかし、ローンの返済が終わってしまえば、手元には価値のある土地が残ります。

 僕たちは土地に1800万円(諸費用込み)かけられることが分かったので、その予算内で可能な限り良い土地を探すことにしました。土地を選ぶ際に大事なのが、妻(当時は彼女)が出産後にどんな働き方をしたいかハッキリさせることでした。今の職場へ復帰して働き続けることを考えないのであれば、今の職場への通勤のしやすさを考慮する必要がなくなります。ただし、家が建つまでに子どもが生まれていることが大前提となりますので、計画的な前倒しした妊活に取り組みました。

 具体的な土地探しに関しては別の記事で詳しく書きます。

 そして、僕は土地探しの際に妻にこう言いました。

「二世帯住宅にするなら無理して長い時間働く必要はないからね」

 それを聞いた妻はとても嬉しそうな顔をしていました。

 妻の考えとしては、

『子どもが小さいうちはできるだけ一緒に過ごしたい。お昼過ぎに友達を連れて帰ってきたら手作りのお菓子を一緒に食べたい』

 など、限られた子育ての期間を大事に過ごしたいという希望があったようです。当然、それは二世帯住宅でなくても叶えることはできますが、二世帯住宅にすることで生活をより安定させることができるのです。

 そんな感じで、交際期間中に将来についてより詳しく話すことができたのは、一条工務店が最上級の設備を総額でハッキリと提示してくれたからだと思います。

 ただし、実際には坪110万近くかかり、土地にかける金額が少なくなったという悲しい結果もありましたが、それを打ち消すようなラッキーにも恵まれました。そのことについても別の記事で詳しく書いていこうと思います。

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