僕達が一条工務店に決めた理由は大きく分けて4つありますが、
その中でも、全館床暖房が標準仕様というのはとても魅力的でした。
「床暖房は足元から暖かくなるので、冷え性の方には特におすすめなんです。長年冷え性で悩んでいた方も一条の家に住んでから冷え性で悩まなくなったと言っています」
これは、営業からのセールストークなのですが、私たちには大変魅力的に感じ、二人で目をキラキラさせながら聞いていました。
なぜなら、妻が極度の冷え性だったからです。
僕達が結婚するまでに1度しか冬を迎えませんでしたが、その1度だけでも妻の辛さが分かりました。
家の中なのに靴下を2枚重ねて履かなければ足の指先まで冷えてしまう。そんな辛い生活を一生続けなければいけないのは本当に大変だろうなと思いました。
僕自身、寒いのは苦手でした。寒い冬に暖かいベッドの中から起き上がって仕事の準備をするのは苦行でしかありません。
そんな苦行から解放されるなら多少お金がかかろうが喜んでお支払いしましょう!という気持ちでした。
床暖房なんて要らない。断熱性が良いのだから、暖房で十分だ!
という意見も当然あるとは思いますが、個人的には暖房よりも床暖房の方が好きです。というよりも、暖房の生暖かい風が当たるのがなんか嫌なのです。
とは言っても、最近の断熱性能が高い家に行ったことがないので比較はしていませんが、僕はエアコンの生暖かい風を受け続けて育ったのでそんな偏見があります。
「あー寒いな。暖房付けよう」と思って、エアコンのスイッチを入れて、寒いから風量を最大にすると、『ゴーォ』という音と共に生暖かい風が出てきて、乾燥で喉がカラカラになって、水を飲みに行くときには床が冷たい。寒くて辛いから、冬場とかは布団に包まって携帯をポチポチして気づいたらお風呂に入らずに寝落ちしている。そして、夜中に目が覚めて寒い中お風呂に入り、風呂から上がると寒いからすぐに布団に包まってなかなか寝付けずにまた形態をポチポチするという無駄な時間を何日も過ごしてしまう。
僕自身がそんな生活をしていましたが、もし床暖房があれば冬にそんな辛い思いをせず、無駄な時間を過ごすこともなくなるのかな?と想像してしまいます。
もし、家の中で年中快適に過ごせるようになれば、株や副業に集中できる時間が増えて、結果的に家のローン以上の収入を得ることができるのではないかという甘い考えもありますし、
なんといっても、子ども達に快適な環境を与えることで、限られた時間内でも勉強や趣味に集中することができ、間接的に将来の目標を達成できる手助けができるのではないかという大きな期待もありました。
僕はこのブログで一条工務店について書いていますが、読者の方に一条工務店を強く勧める訳ではありません。
『このハウスメーカーなら○○できて、それによって家族に対して✕✕をしてあげることができる』
僕たちは家づくりの中でその考えをとても大切にしており、その結果8~9割満足できる家を建てることができました。
残念ながら100%満足できる家にはなりませんでした。なぜなら、予算が限られていたからです。
限られた予算内で家を建てるのであれば、取捨選択をしなければなりません。
僕たちは、どうすれば家族が快適に過ごすことができるか?を考え、ハウスメーカーを選び、間取りを考えました。
結果的に、それぞれの部屋は狭く、リビングもめちゃくちゃ広い訳ではないという、中途半端な間取りになってしまいましたが、
・大きなダイニングテーブル(2200mm×1000mm)
・大きなソファー(2800mm×900mm)
・大きなテレビ(75型)
・大きなベッド(2700mm×2000mm)
と、置きたいものは問題なく置けるという、コンパクト?な家ができたと思っています。
やりたいことができて、置きたいものをおけて、環境も快適ということで、個人的にはとても満足しています。
それができたのは、一条工務店が
床暖房を含めほとんどが標準仕様でオプションが少ない
という分かりやすい見積だったからです。そして、ほとんど自社の工場で作っているため、設備自体も安い。
また、仮契約をした時点で坪単価が確定されるため、見積もりを作りやすい。
そんな長所があり、あらかじめ大体の予算が分かっていたため、自分たちがやりたいことを精一杯できました。
そして、大体の予算が分かったため、二世帯住宅を検討しました。
一条工務店に出会わなければ、僕たちが二世帯住宅を建てることはなかったかもしれません。
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