一条工務店に決めた理由④広いリビングも可能

 広いリビングと聞いて、大豪邸のようなものを想像している方には申し訳ありません。個人的に広いなと思うリビングのことです。
 では、どれくらいの広さのリビングかというと、僕個人の理想としては、展示場で見た28畳のLDKを目指しました。
 ただ、ご存じの通り予算には限りがありますし、隣の家との間も最低限は距離をとらなければ日当たりが悲惨なことになってしまいます。
 ということで、妥協して22.5畳のLDKにしました。
 なぜ妥協したのかというと、

①予算が限られていた
②コスパを考えた
③一条ルールに引っかかった

 大きく分けるとこの3点です。
 重複している部分もあるので、3点に分けられているのかは疑問ですが、とりあえず3点ということで話をしようと思います。

①予算が限られていた

 一条工務店の建物の値段の計算は割と簡単で、

 です。
 僕達の場合、建物に5000万かけることができるので、坪単価100万であれば、50坪の家を建てることができます。なので、50坪以内で納めることを目標に間取りをザックリと考えました。
 ザックリと考える場合、実際に間取りを作る必要はありません。そういうのは、設計に丸投げすればよいのです。しかし、参考程度にこんな感じになると良いなって感じで僕達は方眼紙を使って考えました。

 間取りを考える際にまず大事なのは、何にどれだけの広さを割くか?ということです。
 僕達は、二世帯住宅を50坪以内で建てるというやや制限された条件でしたので、何度も何度も書き直して考えました。ざっくりとした間取りを考えるのはそこまで時間はかかりませんでしたが、土地探しも同時に行っていたため、実際に候補の取りに間取りを当てはめてみると、庭がなかったり、駐車場が足りなかったり、隣の家との距離を十分に空けることができなかったりと、色んなことがわかったので、

候補の土地にザックリとした間取りを書いてみることはとても大事

 だと実感しました。

②コスパを考えた

 家は一生に一度の買い物というセールストークがありますが、これに関して僕は100%正解とは思えません。実際、僕はマンションを買ったことがるので、家の購入は2度目になります。
 ということで、そんな僕からのおすすめなのですが、

 ということをおすすめします。
 当然、マンションを見に行った結果、そのままマンションを購入する方針に変えるのもアリだと思います。
 個人的には、マンションの間取りというのはよく考えられたコンパクトなつくりだと思っています。
 住宅展示場は家自体だけでなく各部屋も大きめに作られていますが、マンションのモデルルームは、多くの場合そのマンションの中で最も広い部屋を再現してあります。つまり、リアルサイズということです。
 よって、限られた予算内での家づくりを考える場合、住宅展示場を回るよりもマンションを参考にした方が現実的だと思われます。
 もっと良いのは、モデルハウスの見学ですが、これは各部屋の広さをだいたい決めた後に、どのような配置が良いか確認する時に参考にした方が良いと思います。
 ちなみに僕はタワーマンションのモデルルームに行ったこともありますが、タワーマンションのモデルルームをそのまま真似してみるのもありかな?とか考えたりもしました。
 マンションを含め、色々なモデルルームや住宅展示場、モデルハウスを回った結果、

 ということが分かりました。
 ただ、これは酸っぱい葡萄のようなものであり、
「できることなら30畳のLDKが欲しい。でも、予算が限られているからできない。そううか、僕達にはそもそも広すぎるから30畳のLDKなんて要らないんだ。」
 ということは自己解決しているのは事実です。実際、LDKの造りが本当に気に入った住宅展示場があり、ここをそのままの広さで再現したいと思っていました。
 その間取りは直線のLDKで、横4.5m(5マス)×縦11m(8.5マス)の28畳という広さでした。
 こんな広いリビングに住むことができたら、どれほど幸せなのだろうか。子ども達が走り回れるよね。という話を何度もしました。
 部屋の広さというのは、正方形よりも長方形の方が広く見えます。部屋が広さというのは総面積ではなく、対角線の長さで判断されるからです。
 しかし、予算の関係でどうしても最終的にはリビングの広さを削らなければなりませんでした。
 今後どれくらい増えるかわからないオプションのことを考えると、少しでも予算を確保しておきたいという気持ちが大きかったです。
 ということで、お気に入りのLDKがある住宅展示場を何度も訪れて、メジャーで大きさを測りながら間取りを考えました。
 結論として、

 ということに決まりました。
 根拠として、
①キッチンに対して垂直に置かれていたダイニングテーブルを平行に置く(縦3マスを2マスに削減)。
②テーブルとソファーまでの距離を削減する(縦2マスを1マスに削減)。
 この2点により、縦を2マス減らすことができ、合計10マス=5畳(縦2マス×横5マス)削減することができました。
 個人的に家づくりの時に最も大事にしている言葉が、

 です。
 住宅展示場は、良く見せるために大きめに作ってあります。ただ、家づくりとなると、実際に住むとしたらどうか?に視点を変えなければなりません。なので、住宅展示場の良い所を真似しつつ、可能な限りコンパクトに仕上げるように努力しました。
 そして、営業に書いた間取りを見せて、

 と、確認したところ、詳しくは設計が入らないと分かりませんが、一条ルールではできると思います。
 との回答がありました。
 そもそも住宅展示場でやってることなのだから、実際に建てる時も再現可能だろうと思っていました。
 しかし、打ち合わせの際に建築士の方が実際に構造計算を行うと、できないことが出てきて軽く揉めたことが何度かありました。
 その件についても別のページでご紹介したいと思います。

 とりあえず、最低限の希望であるLDK23畳はクリアできそうなことを確認したので、一条工務店と仮契約を行うことになりました。

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