ぴよのすけホームの土地選び②

 

 理想の土地に出会うのは本当に難しいことだと僕達は実感しました。
 本当に良い土地は競争が激しく、即決しなければすぐに他へ流れてしまいます。
 ですので、土地選びをする時に最初にすることは、

 べきだと、僕は思いました。
 最初にエリアを絞ってしまうと視野が狭くなってしまいます。
 そうすると、欠点を見落としてしまうかもしれません。
 恋愛も一緒ではないでしょうか?
 先に惚れてしまったら、多少価値観が合わなくて付き合ってしまう。
 恋愛の場合は、我慢の限界に達した場合は別れればよいだけです。
 しかし、土地とは簡単に別れることはできません。
 土地選びは結婚相手を探すのと同じようなものです。
 土地を決めて、建物を建てた時点で一生の付き合いが始まります。
 ○○を妥協したことで××になってしまったとしたら、一生我慢し続けなければなりません。

 僕達の土地探しを例に出して考えてみます。
 本当に色んな土地を見て回りましたし、僕達が気になった土地にはその後新しい家が建っています。なので、僕達の土地を見る目は間違っていなかったと思います。ただ、僕達には条件的に合わなかっただけでした。
 今回はその中で特に印象に残っている5つの土地から考察したことをご紹介します。

①バス停から徒歩2分だけど街中(妻の職場)と僕の職場まで1時間

 この場合、バス停から徒歩2分というのはとても魅力的に思えました。更に始発付近なので、確実に座れます。
 しかし、バスで1時間というのは雨の日に渋滞すると、1時間半とか2時間かかってしまうこともあります。
 個人的には通勤に40分以上かかると結構きついので、夫婦どちらにとってもあまりメリットがありません。妻の場合、片道1時間半以上かかる場合もあり、出勤する時には疲れ果てていると思われます。
 そして、この件から得たことは、

・通勤時間は可能な限り短くする
・バス停又は駅から近い方が良い
・乗り換えは可能な限り避ける(雨の日が大変なため)

 という3点が見えたため、この3点を条件に加えました。

②良い土地だけど少し狭く、目の前にゴミ捨て場と鉄塔がある

 因果関係は不明ですが、僕の父から電磁波とかの関係で体調が悪くなったりするのでは?せっかく土地を選ぶのだから、避けた方が無難?
 という意見が出ました。色々考えた結果、その土地以上に素晴らしい土地がないと思うのであれば思い切って購入するのもアリと思わらますが、今回の場合、目の前にゴミ捨て場があります。夏は臭いが気になると思いますし、ゴミが散らかっていたら掃除しないと不快です。更に、お互いの職場にも近くはなく、平屋を建てた場合庭が無くて、駐車場も3台しか取れない(最低4台は欲しかった)。
 この土地から、

・職場への通勤時間はやはり大事
・ゴミ捨て場の目の前は避けたい
・庭は欲しいし、駐車場も4台絶対に欲しい
・鉄塔の近くはできるだけ避けたい

 という4点が見えてきたので、職場への通勤時間と駐車場最低4台の2つを絶対的な条件に加え、他2点を新たな条件として追加しました。

③希望していたエリアで程よい広さで予算内であったが旗竿地

 これは絶好球ではないか!?と思われましたが、見送った土地です。
 この土地はバス停や駅まで徒歩15分。妻の職場までは電車一本でいけますが、電車に乗って40分はかかるので、合計1時間はかかります。
 そして、僕の職場までもやはり1時間はかかります。妻は「私は歩くのは大丈夫。電車で40分も大丈夫。そもそも子どもが生まれた後に今の職場で働き続けるかは分からない。でも、○○くん(僕のこと)の通勤時間は絶対に短い方がいいと思う。」と言ってくれました。
 また、旗竿地自体は問題ありませんが、車の出し入れが難しいかった。もし、アルファードを買った場合、この土地に毎日出し入れするのはかなりのストレスになるだろうと思われました。更に、通路でさえ隣の家と共有持ち分の旗竿地であり、今後揉める可能性があると思われました。
 それ以外の条件はなかなか良いと思いましたが、無理に決める必要はないということで見送ることにしました。

 この土地から、

・人気のエリアである必要はない(小・中学校と地域の治安は大事)
・僕の通勤時間は40分以内、妻の職場へは合計1時間以内は絶対
・車の出し入れにストレスがかからない土地であることは絶対

 ということが分かりました。

④街までバスで15分、バス停まで徒歩3分、職場まで50分の土地

 初めてこの土地をアットホームで見つけた時はとても衝撃的でした。この地域で本当にこの値段で出ているのか!?と気になり早速見に行きましたが、即ボツとなりました。
 理由は、バス停まで直線距離で徒歩3分ではありそうですが、他人の敷地を通らなければならないという意味不明な状況で、普通に歩くと15分はかかってしまったこと。
 土地の隣がドッグランになっていて、大量の犬が吠えていること。
 土地に入るまでが狭くて急な坂道になっており、家を建てたら旋回不可。要するに駐車しにくい。
 色々と条件を挙げましたが、駐車場に出し入れしにくく、バス停までも大して近くないので魅力的に思わなかったのです。

 この土地から、

・バス停まで徒歩5分以内、駅まで徒歩10分以内はかなり魅力的な条件である。
・車の出し入れのしやすさは絶対に譲れない。
・騒音・悪臭は絶対に避けたい

⑤バス停まで徒歩3分、イオンモールも徒歩圏内、洪水ハザード20m

 イオンの近くに住めば生活に困らない。僕はそう思っていました。僕はイオンの株主優待券を持っていたので、毎週土曜日は家族皆で映画館に行ってフードコートでご飯を食べようという妄想もしました。
 しかし、通勤時間が1時間半と過去最長。なんなら洪水した場合、イオンを含めて周辺が全滅してしまうくらいの土地でした。
 この土地から、

・ショッピングモールの近くである必要はない
・ハザードマップで洪水、土砂崩れの地域を避けることは絶対
・スーパー等買い物をできる場所が徒歩圏内にあることは望ましい

 という3点が新たな発見となりました。

まとめ

今回紹介した5つの土地から、僕達が求める条件が明らかになったため、それを満たす土地を見つけたら即決するという方針になりました。

 色々と条件が多くなり、全てを満たすことは難しいと思います。
 しかし、1つを妥協するだけで選択肢が多くなることが分かりました。
 それは、

 です。
 当然、家庭によって譲れない条件は変わってきます。場合によっては、家を建てることを諦めてマンションを買う(二世帯なら二部屋買う)ことも考える必要があるでしょう。
 しかし、僕達は2つ諦めたことで本当に理想的な土地に出会うことができました。具体的な土地は

 で、ご紹介します。

 ただ、先に述べておくと、人気の土地を諦めることで、かなり条件の良い土地が割安で買えるようになります。
 しかし、僕はこう思うんです。

 と。


 

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