ぴよのすけホームの間取りの考え方

 間取りを考える上で最も大切なことは何ですか?
 僕達の場合は、

 でした。
 僕達の場合、二世帯住宅を建てることに決めたので、普通以上にお金がかかってしまい、与信ギリギリの範囲内で予算を考えなければなりませんでした。
 最終的に、住宅ローンの範囲内で収まったものは

 だけでした。
 住宅ローンの手数料(先に2%程払うことで金利が0.3%下がる)、外構、家具家電、カーテン、車等は、全て自己資金で賄わなければなりませんでした。
 ただ、現金(カード)一括で払ったものはほとんどなく、だいたいローンや借り入れで賄っています。
 僕達のローンの組み方、ローンで組んで良いもの、ローンに対する考え方等は、別のページで解説します。

 要するに想像以上に金額が膨らんでしまうため、家と土地は絶対に住宅ローンの範囲内で納めることを絶対的な条件にする必要がありました。
 土地代は決まりましたので、次は建物代(家の広さ)です。
 家の広さに関しては、坪単価とだいたいのオプション代とわずかな余力を残しておきたかったので、50坪(バルコニー含む)で考えることにしました。
 よってぴよのすけホームの間取りはこのようになります。

 続いて考えたことは、各部屋の広さをどれくらいにするか?ということでした。
 結論として、部屋の広さは最低限で良いという方針に決まりました。
 ただ、最低限の広さというのはどんなものかというと難しい。
 とりあえず、主寝室は6畳で十分、子ども部屋2つも4.5畳で十分だと子世帯の要望として出しました。
 結局のところ、目標とする建物全体の大きさから、子世帯に必要な広さを除いた残りが親世帯の広さとなるのです。
 ということで、1階+子ども部屋の広さ及び、全ての設備の広さをざっくり計算しなければなりません。

 僕達の場合、二世帯住宅ではありますが、坪数が制限されていいることと、「全部分けたら寂しくない?お互いに干渉し過ぎないことを心掛ける代わりに玄関は共有にしよう。」
 ということで、玄関を共有する代わりに、少し広めにする贅沢をしました。狭い玄関を2個つくるよりも、共有して大きめに作る方が坪数を節約できるし、満足感も高いと思います。

 これで、親世帯のリビングと2部屋に割ける大きさは、36畳(18坪)程度ということが分かりました。
 ただし、僕達が考えられるのはここまでだということで、実際の間取りでは排水パイプの位置や構造計算が必要となります。
 ですので、最終的な間取りの案は設計に提案してもらうことにしました。
 しかし、この作業は決して無駄なものではありません。何もない状態では自分達の描いている理想の間取りが設計に伝わらない可能性が高いと思われます。

なんか違う…。そうじゃないんだよな…

 設計が提案してくるたびにそんな感想を述べていても、お互いの時間がもったいないだけだと思います。
 それよりも、何が何畳でこんな感じが良い。とはっきり述べた方が設計はやりやすいと思います。

 当然、設計は仕事なので顧客の要望を間取りに反映するのは当たり前ですが、全部丸投げして、それは違うとか文句や要望ばかり言っていては相手はとても大変だと思います。
 僕なら、

「こいつら面倒くせぇな」

 って思います。
 サクッと要望を伝えて、早い段階で自分たちが納得できる間取りを提案してもらった方がお互いにやる気のある段階で話が纏まり、ストレス抱えずに済むと思います。

 ちなみに、僕達は事前に理想の間取りを考えていたにも関わらず、打ち合わせは最後の確認を合わせて5回、打ち合わせの間で修正を5回程お願いしたので、合計9回間取りを提案してもらいました。

 最終的な間取りは、僕達が考えていたものとはかなり違いがありましたが、感想としては

 って思い、家族みんなが納得する間取りとなりました。

 打ち合わせの過程と、最終的な間取りに関しましては、別のページでご紹介します。

 結論を述べると、
 事前にザックリとした間取りを考えていなければ、間取りが正式に決定するまでに膨大な時間がかかりますし、その間の家賃も無駄になってしまいます。
 本当にザックリでいいので、事前に間取りを考えておくべきです。
 簡単な広さであれば、難しいソフトなんて使わなくても自分たちでできます。それに関しても別のページでご紹介します。

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